看護師が転職を考え、希望の病院や施設に就くとなれば、避けて通れないのが面接です。
実際に中には、「面接が苦手で緊張するから踏み出せない…」という方は多くいらっしゃるものです。
今回は、「それでも転職する」と強く心に決めた看護師に向けて、面接のコツを紹介していきたいと思います。

面接において、好印象を与えられるコツは、やはりハキハキとしゃべることです。
そして、相手が投げかけた質問に対し、的確に答えを返せているかという点も重要になってきます。
たとえば「なぜこの病院を選んだのですか、他の病院ではだめなのですか」という、少し意地悪な質問があります。
こういった場合にも、動じずに笑顔ではっきりと理由を述べられるようにしておきましょう。

看護師の世界は、急な病状の変化があったり、緊急事態が発生したりと、常に流動的です。
面接でいつもと違う変化球を投げられて、しどろもどろになってしまうようであれば「大丈夫かな?」と不安な印象を与えてしまいます。
いかなる時も、自分なりの考えをはっきりと述べることができれば良いので、何度も「この質問がきたら次はこう聞かれるかもしれない」といった形で自分の中でシュミレーションしておきましょう。

その際、一つの質問に対して一つの答えだけしか用意していなければ、変化球がきたときに返答に困ってしまいます。
何個も答えを用意しておくことで、安心して面接に臨むことができます。
周囲の友人や知り合いに面接官になってもらい、たくさん練習を重ねるのも良い手です。
練習すればするほど、それは自信に変わります。
緊張感とともにしっかり自信も携えて、面接に挑みましょう。